不動産売却|売却価格いくらにする? 家を売る場合に相場を把握するための方法

2024.6.26

家の売却価格を検討する際に欠かせないのが、相場価格の把握です。相場価格よりも高ければ、売却がスムーズに進まない可能性が高く、また相場価格よりも低く設定してしまえば、すぐに売却ができたとしても、その分損してしまう可能性もあります。

適正な売却価格を設定するためにも、相場価格を把握することが重要です。今回は相場価格の把握方法についてお伝えします。

1. 不動産ポータルサイトの活用

SUUMO、HOME'S、アットホームなどの大手不動産ポータルサイトを活用して、近隣の物件情報を調べます。同じエリア、同じような間取り、築年数の物件を比較することで、おおよその売却相場を把握できます。

具体的な調査方法

  • 物件検索:対象となるエリアで検索し、売り出し中の物件を一覧で確認します。

  • 価格帯の確認:同条件の物件の価格帯を確認し、自分の物件の価格設定の参考にします。

  • 成約事例のチェック:成約済みの物件情報も確認できる場合は、それらの価格も参考にします。

2. 不動産会社の査定

専門の不動産会社に査定を依頼することで、より正確な売却価格を知ることができます。複数の不動産会社に査定を依頼すると、各社の査定額を比較でき、客観的な相場感も得ることができます。

査定の種類

  • 机上査定:物件情報をもとに概算で査定する方法。比較的短時間で査定額が出ますが、正確性は現地査定に劣ります。

  • 現地査定:実際に不動産会社の担当者が物件を訪れ、詳細な調査を行った上で査定額を算出する方法。精度が高い査定結果が得られます。

3. 周辺地域の不動産動向の把握

公示価格と基準地価格を確認して、周辺不動産の動向から適正価格を設定することができます。

  • 公示価格:国土交通省が発表する地価公示価格を確認します。毎年1月1日時点の価格が3月に発表されます。

  • 基準地価格:都道府県が発表する基準地価格も参考になります。毎年7月1日時点の価格が9月に発表されます。

具体的な調査方法

・国土交通省のウェブサイトや都道府県の公式サイトで公示価格や基準地価格を確認できます。

・地価マップなどのオンラインツールを利用して、エリアごとの地価を視覚的に把握することも有効です。

4. マンションの売却相場の確認

分譲マンションの売買を行う場合は、同じマンション内で過去に売却された事例を確認することで、どのくらいの価格で売買が行われているのか、相場の推移を把握できます。管理組合や管理会社に過去の取引事例を尋ねると、参考になる情報を得られることがありますので、確認してみるのもおすすめです。

具体的な調査方法

  • マンション専門のポータルサイトを活用して、同マンション内の売出物件や成約済み物件の価格を確認します。

  • 不動産会社の担当者に問い合わせて、マンションの売却事例や価格動向を教えてもらうことも一つの方法です。

5. 近隣の成約事例の収集

不動産業者が利用する物件情報共有システム「レインズ(REINS)」で、成約事例を確認することができます。一般の利用者は直接アクセスできませんが、不動産会社に依頼すれば成約事例を教えてもらうことができます。

具体的な調査方法

  • 不動産会社に依頼:不動産会社に成約事例の提供を依頼し、過去の取引価格や成約までの期間を確認します。

  • 成約事例の分析:成約価格のトレンドや価格設定のポイントを理解し、自分の物件の適正価格を設定します。

6. 地域の不動産市場のトレンド分析

供給が多く需要が少ない場合は価格が下落しやすく、逆の場合は価格が上昇しやすくなります。地元の不動産会社や不動産ポータルサイトの市場レポートを参考に、需要と供給のバランスを把握しましょう。

具体的な調査方法

  • 市場レポート:不動産会社や不動産ポータルサイトが提供する市場レポートを活用し、地域の不動産市場のトレンドを分析します。

  • 地域のニュースやイベント情報:地域の開発計画やインフラ整備、イベントなどが不動産価格に影響を与えることがありますので、これらの情報もチェックします。

7. フリーランス査定サイトの利用

イエウール、スマイスター、マンションナビなど、現在はさまざまなオンライン査定ツールが登場しています。これらのツールは、物件情報を入力するだけで概算の査定額を表示してくれ、簡単に査定額を知ることができます。

具体的な利用方法

  • サイトへの登録:必要な情報を入力し、サイトに登録します。

  • 物件情報の入力:住所や間取り、築年数などの情報を入力して査定を依頼します。

  • 査定結果の比較:複数のサイトで査定を行い、結果を比較して相場感をつかみます。

まとめ

家を売却する際の相場把握は、複数の情報源を活用しながら行うことが重要です。不動産ポータルサイトや不動産会社の査定、公示価格や基準地価格の確認、近隣の成約事例の収集などを通じて、適正な売却価格を設定しましょう。
市場のトレンドや地域の動向も考慮し、慎重に価格を決定することで、スムーズな売却活動が可能となります。自分だけで適正価格を決めきれない場合は、信頼できる不動産会社やアドバイザーに相談すると、上記で挙げたさまざまな方法を用いて、適正価格を設定してくれます。

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